エコーマイクを作ってみよう
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Summary
自分の声に残響がつけられるエコーマイクを作ってみましょう!
電気は一切必要なし。ただ針金を巻いてバネを作り、筒の中で伸ばして、紙コップで蓋をするだけ。これだけの仕組みで簡単に残響音を付けることができます。
電気は一切必要なし。ただ針金を巻いてバネを作り、筒の中で伸ばして、紙コップで蓋をするだけ。これだけの仕組みで簡単に残響音を付けることができます。
Materials
Tools
Blueprints
Making
- どのくらいの大きさのマイクを作るのか、どのような部品をどのように組み合わせて作るのかを、実際に組み合わせたりしながら考えてみましょう。
- 小型の糸鋸などを使って、筒を自分が作りたいエコーマイクの長さにカットします。
- 紙コップの大きさや筒の太さを考えて、筒と紙コップをどのように繋げるか考えましょう。これによって、中に入れるバネの長さも決まってきます。
- 筒の終端部に針金を固定するため、紙コップや元々のフタなどを使い、どのように終端部を作るか考えます。
- 残響の心臓部、バネを自力で作ってみます。針金を丸い棒に巻いてバネを作ります。
- 針金を1mから2mくらいの長さに切ります。長ければ長いほど、深く長い残響が得られます。逆に長さが短いとサラッとした短い残響が得られます。
- 丸棒を利用して針金を巻き、バネを作ります。動画のように、丸棒を固定して針金を回すよりも、針金を持つ手を固定して、丸棒を回す方がより速く巻くことが出来ます。
- どのようにバネを取り付けるか考えてみましょう。バネを紙コップに通す方法、固定する方法、バネの長さと筒の長さの関係を調べ、組み立て前に考えておきます。バネは爪楊枝で針金を引っ掛けてテープで止めると簡単に紙コップに装着できます。
- 紙コップにバネを取り付ける例です。まずペンチを使って、針金の端をU字型に曲げ、U字の先端を紙コップに開けた穴に通します。針金を通した後、U字型の丸まったところに爪楊枝を刺し、バネの先端がコップに固定されるようにバネを紙コップから引っ張ります。その後、爪楊枝をセロテープなどで紙コップに固定します。
- エコーマイクの反対側の端に針金を取り付けます。端は筒に底板があればそのまま利用できますし、別の紙コップを使用したり、何らかの蓋を使っても良いでしょう。真ん中に針金を通す穴を開け、爪楊枝を引っ掛けてセロテープなどで固定します。
- せっかく作ったエコーマイクを、マスキングテープなどを使って装飾してみましょう。
- 全員でエコーマイクを使って、歌を歌ってみましょう。みんなが歌える曲と言えば、「校歌」ですね。エコーマイクで歌う校歌は、また格別の効果があるのでは。
- もし余裕があれば、音響的な特性を調査してみてもよいでしょう。例えば、エコーマイクの前で手を叩いてみます。その音を録音してみましょう。録音したデータから、エコーマイクで残響がついた部分を切り出し、周波数特性が出せるグラフに入力してみます。
- 針金で残響が作れることを利用して、日常の中でこの仕組みを取り入れたら面白くなりそうな、エコーマイクの新しい使い方を考えてみましょう。アイデアのイメージ図を書いて、あなたのアイデアを発表しましょう。
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