2018年度FAB3D CONTEST取り組み_グッデイファブ大名

Created Date: 2018-10-24/ updated date: 2018-10-26
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    2018年度のFAB3DCONTESETの取り組みをまとめてみました。実施した内容やスケジュール感など、今後の参考になれば幸いです。

    Materials

      Tools

        Blueprints

          Making


            • ホームセンターグッデイが運営するデジタル工房です。2017年4月オープン、2019年1月末まで営業。FUKUOKA growth nextという、福岡市のスタートアップ支援施設内期間限定の店舗。福岡の繁華街にある小学校の跡地という立地もあって、観光客や県外の視察で見学に訪れる人が多い。
            • 以前私はファブラボ太宰府で勤務しておりました。そのときにファブ3Dコンテストに応募されたご家族の方(塩塚さん・平野さん)と関わったときの素晴らしい体験を、大名でもまた実施したいと思ったのがきっかけです。
            • 渡部:ファブラボ太宰府で3年弱勤務。
              平岡:FABLAB SENDAI FLATにユーザーとして通っていた。2017年4月、福岡で本業の活動をするのを機にグッデイファブ大名のスタッフして勤務。
              吉村:デジファブ暦5ヶ月。イラレも機材もグッデイファブでの勤務を機に始めたばかり。サポートもしつつ、スタッフ枠でも応募。
              川口:デジファブ暦1年くらい。スタッフ枠で応募。
            • ファブラボ太宰府で実施したコンテンツの【3Dマスターになろう!】のWSを大名でも実施。TinkerCADを用いてモデリング→3Dプリンタで出力。オリジナルの貯金箱をつくることを課題に2日間実施。
            • Roland主催のCNCを使って基板を切り出し光るバッチ作りWSに参加したときに、3Dマスターになろう!のWSをお勧めしたところ参加。3Dプリンタもずっと欲しかったし、使ってみたいと思っていたとのこと。
              Tinkercadはもともと触ったことがあるとのことだったので、飲み込みも早かった。WSでは豚の貯金箱を作成。夏休みの学校の宿題で持っていくとのこと。3Dプリンタの動く様子に興味深々だった。自作PCや電子工作も好きみたいで、休憩時間にTinkercad CircuitsでArduinoを回路を動かしていた。モデリングはスムーズにできたが、文章のまとめが苦手なようだった。
            • たまたま施設に見学に来たときに、3Dマスターになろう!のイベントをご案内したところ、非常に興味を持たれて参加申し込み。お母さまが新しいことが好きなのと、ゆきちゃん本人もクリエイターになるのが夢とのこと。WSではハート型の貯金箱を作成。
          • 実際はなにをつくろうか悩んでいる人に向けて、アイデア出しのWSを実施。3Dプリンタという単語にこだわってしまい、「3Dプリンタを使って何かすごいものを作らないと!」と漠然とした成果物から考えてしまい、実際どうすればよいのか迷っている人が多いと思った。実際に大名のスタッフもアイデアで悩んでいたのでスタッフに向けても実施。
            • アイデアとは、「既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない」と定義しています。
              1940 年に初版が出版されてから長年にわたり、知的発想法のロングセラーとして親しまれているジェームス・W・ヤングの名著「アイデアのつくり方」より。

            • 頭を柔らかくする体操としてブレストを実施。
              1.付箋に【すきなもの・こと】をテーマに自由に書き出す
              2.書いた付箋をグループ分けする
              良かった点:
              初対面の親子同士でも楽しくみんな積極的に書き出していた。付箋のグループ分けが盛り上がった。
              課題:大人の方が何を書くか悩んでいて、その時の具体的なアドバイスやサポートがすぐに出てこなかった。好きなものがはっきりしている大人の方が少ないのかなとも思った。
            • WS後に、fabbleのアカウント取得から書き方をお母さんたちにレクチャー。あとでまとめて書くと大変なので、こまめに書くのをおすすめした。また、ちょっとしたことでもいいので写真に収めること、メモとしてfabbleに書く癖をつけるといいですよとアドバイス。
            • 大名のスタッフにもマンダラート実施。現実的なアイデアや対処法で考えてしまっていたため中々マスが埋まらず。「もしもドラえもんがいたら?くらいのノリでいいよ」と言ったところ自由にすらすらマスを埋めていった。吉村さんはこのときに出てきたアイデアで実際にコンテストも応募。
            • 小学生と大人と一緒にやるので、あまり難しくなく書きやすそうな「ごはん」をテーマに実施。子供は主に給食について、大人は家事としてのごはんについて書いてるのが見受けられました。
          • スーパーグローバルハイスクール(Super Global High School: SGH)の活動の一環としてファブ3Dコンテストへ出場している福岡雙葉高等学校SGHのみなさんが作品を試作し、議論するサポートをさせて頂きました。
            • 施設案内
              各チームのプロジェクト紹介&今日の目標設定表明
              機材の講習(3Dプリンター、レーザーカッター)
              試作&Fabble記事作成
            • 本記事のはじめにある通り、グッデイファブ大名は小学校跡地を活用したスタートアップ支援施設の中にあります。工房の設備だけでなく、まずは施設全体の役割を知ってもらいました。
            • 今回は福岡雙葉SGHより3チームが結成されていました。全チームに共通のテーマは「笑顔を誘う」。テーマは1つですが、各チーム独自のアプローチでまったく違うプロジェクトを進行していました。下記に各プロジェクトを紹介します。

              お食事スイッチ
              【URL】https://fabble.cc/s-sumiyoshi27/recipe201803student

              Hi!タッチマン
              【RRL】https://fabble.cc/fabsteps/recipe201803student-1

              Memorial Box
              【URL】https://fabble.cc/nodaasako/recipe201803student
            • いずれのチームもすでに他のファブ施設である程度試作ができていました。進捗具合はそれぞれ違いましたが「試作品の改良」が全チームに共通する目標でした。
            • すでに他のファブ施設で「レーザーカッター」と「3Dプリンター」を利用していたので、各人それぞれの機器の概要はばっちり押さえていました。そこで、講習内容は機材や環境の違いだけで十分ことたりました。
            • 各チーム自主的にどんどん進めてくれましたが、Fabbleの機能、3DモデリングソフトTinkercadやSVG編集ソフトInkscapeの使い方などのサポートで微力ながら協力させていただきました。
            • 9/14・9/15にFUKUOKA growth next施設全体で明星和楽というイベントがあり、その時に3Dスキャナの体験ができるとのことで参加者の方にご案内し体験してもらった。
            • 1~2週間で3Dデータ送りますとのことだったが、体験者が想像以上に多かったのか、未だにデータ送られてこず。データ来たらまた通ってもらうきっかけにもなるので、年内にデータ送られるのを願ってます。
          • きっかけ作りのWS後は、それぞれのご家庭でなにをつくるか決めてもらった。毎週進捗の確認と、次にどこまでやってくるかざっくり決めて週1のペースで大名に通ってもらった。絶対的な宿題形式というより、できたらここまでやってみましょうという感じ。強制ではないので~というスタンス。
            • 10/17の締め切りまでに、何回グッデイファブに来れるか確認。基本的には2家族とも土日にしか来れないので、逆算して9月までにまずは1個出力しましょうと提案。
            • 経験上あとでまとめてfabbleを書くと大変なので(何をやったか忘れる・データどこ保存してたかわからないなど)、こまめにメモ替わりに書くといいですよとアドバイス。まっさらな状態からは書くの大変なので、大項目を先に書いてもらい、小項目を埋めていった。失敗したところも写真撮影し、なにが原因だったのかも記録。
            • がちゃがちゃをつくりたい!とのことで、最初はガチャガチャの筐体を作ろうと思ったが、全部を3Dプリンタで作るのは難しいので、ガチャガチャの中身を3Dプリンタで作ることにした。習い事で体操をしており体操が好きなので、体操に纏わるグッズを3Dプリンタで作成。学校に行く前に3Dプリンタで出力しにきてくれた。
            • 作りたいものははじめから決まっていたので、モデリング→試作が9月の中旬くらいにはできていた。本人がまとめる作業が苦手なので、お母さんにまとめる作業のサポートをしてもらった。少し書いたらスタッフの方でも確認して、こう書くと読む人にも伝わりやすいという風にアドバイスしてすすめていった。
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