Raspberry Pi の環境設定
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Raspberry Pi (以降ラズパイと記す) の勉強会の資料です。
この記事は Raspberry Pi 勉強会 の一部です。
この記事は Raspberry Pi 勉強会 の一部です。
Materials
Tools
Blueprints
Making
- raspi-config を使った環境設定の方法です。raspi-config を起動します。---$ sudo raspi-config---図のメニューが表示されます。参考
- 上キー(↑) 下キー(↓) を押すと、選択項目が上下に移動します。右キー(→) を押すと、 <Select> と <Finish> に移動します。左キー(←) を押すと、選択項目に戻ります。TABキーを押すと、 <Select> と <Finish> を切り替えます。スペースキーを押すと、項目が選択されます。
- raspi-config の Expand Filesystems から必ず実行しましょう。初期状態では、例えばSDカードが16GBあっても、そのうち約4GBしか使われていません。2016-03-18-raspbian-jessie では、4GBのうち 97%が使用されていて、余裕がありません。注意なお、バックアップを取って、新しいSDカードに書込むには、元のSDカードと同等かそれ以上の容量が必要になります。MACな人は、次の「任意の大きさに拡張する」を試してください。
- バックアップのサイズが小さくなるように、任意の大きさに拡張するツールです。---$ cd /tmp$ git clone https://github.com/FabLabKannai/RaspiStudy.git$ cd RaspiStudy/2_install/raspi/expand_rootfs$ sudo bash expand_rootfs.sh---詳しくは
- ファイル使用量の確認---$ dfFilesystem 1K-blocks Used Available Use% Mounted on/dev/root 3747352 3420736 116544 97% /---
- raspi-config の Advanced Options -> Hostname から初期状態では「raspberrypi」です。ホスト名が同じラズパイがあると、混乱するので、変更します。ホスト名は、自分の名前にしましょう。ラズパイ本体にも、ホスト名を貼っておきましょう。
- RFC の規定により、ホスト名に使用できる文字は、英小文字の a から z と、数字の 0 から 9、およびハイフン (-) です。ホスト名を、ハイフンで開始または終了することはできません。その他の記号、句読点(.)、空白スペース( )、アンダーライン(_) などは使用できません。
- ホスト名の確認---$ hostnameraspberrypi---
- いったん再起動します---$ sudo reboot---
- 下記はよく使われる設定です。
- (1) パッケージを更新します。10分くらいかかります。---$ sudo apt-get update$ sudo apt-get upgrade---(2) パッケージの構成変更を伴う更新します。10分くらいかかります。---$ sudo apt-get dist-upgrade---(3) ファームウェアを更新します。10分くらいかかります。---$ sudo rpi-update---(4) 再起動します。---$ sudo reboot---
- カーネルのバージョンの確認---$ uname -aLinux raspberrypi 4.1.19-v7+ #858 SMP Tue Mar 15 15:56:00 GMT 2016 armv7l GNU/Linux---
- セキュリティパッチなどで頻繁に更新されています。月1回程度は更新するようにしましょう。なお、更新すると、機能アップなどでユーザ・インタフェースが変わることがあります。あれっ!前と違うぞ、となることもしばしばあります。
- SSH は、パソコンとラズパイを有線LANかWiFiで接続するための仕組みです。SFTP は、SSHの仕組みを使用しコンピューター間でファイルを安全に転送する仕組みです詳しくは
- 入れておくと便利なパッケージ必須ではないので、お好みで
- ラズパイは、困ったことに、頻繁にSDカードが壊れます。今までの設定が無駄にならないように、バックアップを取ります。バックアップを取ったら、別のSDカードを書き込んで、動作することを確認しましょう。詳しくはRaspberry Pi の SDカードのバックアップ
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