アイデア出しトレーニング アイデアスケッチ 編(FABSTEPS授業レシピ)
Owner & Collaborators
License
アイデア出しトレーニング アイデアスケッチ 編(FABSTEPS授業レシピ) by fabsteps-recipe, fabsteps is licensed under the Creative Commons - Attribution-NonCommercial-ShareAlike license.
Summary
アイデアの検討や試作(プロトタイピング)をおこなうためには、事前にアイデアを共有し、理解を深めていくことが大切です。
その方法のひとつに「アイデアスケッチ」があります。紙とペンさえあれば、誰でも簡単に短い時間でアイデアを出し創造することができます。このレシピでは、アイデアスケッチの描き方や、アイデアスケッチを用いたワークショップの方法を紹介します。 (このレシピの目標)
1.アイデアスケッチの描き方を理解し、自分でできるようになる
2.アイデアスケッチをワークショップで活用することができるようになる。
その方法のひとつに「アイデアスケッチ」があります。紙とペンさえあれば、誰でも簡単に短い時間でアイデアを出し創造することができます。このレシピでは、アイデアスケッチの描き方や、アイデアスケッチを用いたワークショップの方法を紹介します。 (このレシピの目標)
1.アイデアスケッチの描き方を理解し、自分でできるようになる
2.アイデアスケッチをワークショップで活用することができるようになる。
Materials
Tools
Blueprints
Making
- このレシピは『アイデアスケッチ—アイデアを〈醸成〉するためのワークショップ実践ガイド』(James Gibson、小林茂、鈴木宣也、赤羽亨 著/ ビー・エヌ・エヌ新社)を参考に、アイデアスケッチの部分に特化して構成しています。
- スケッチのよいところは、簡単かつ即座に理解できることにあります。ひとめ見てアイデアがわかりやすく、その場に参加していなかった人にも伝えることができます。
- アイデアの発想と記録を同時に行うことができます。
- ルールに従ってアイデアをスケッチするので、絵の上手い下手は問いません。これは、誰が描いたか=誰が考えたかということを曖昧にし、アイデアそのものを重要視するためです。
- 動画教材制作:小林 勇輔 (湘南学園教員)
- 細い黒のペンで人間が実際に見たり、触れたり、感じたりするものを描きます。
- ハイライト色のペンで最も重要な要素(アイデアとして訴えたいところ)に焦点を当てます。塗りつぶしたり、線でなぞるなどしましょう。
- 影色のペンで少し立体感を加えます。
- 太い黒のペンで全体の輪郭をなぞります。(内側の線はなぞりません)
- アイデアのタイトルに加えて、Who(だれが)、When(いつ)、Where(どこで)、What(何をどうする?)、Why(なぜそれがあるといい)、を書くとより明確にアイデアを伝えることができます。
- 書籍p.59-69 STEP3 実践の項目を元に簡潔に構成しています。ワークショップの対象、目的によりカスタマイズしておこなってください。
- 解決したい/解決すべき課題(デザインチャレンジ)を設定します。課題の設定方法についてはさまざまありますが、IAMASで使用しているマトリクスワークシートを活用すると、チャレンジのターゲットが明確になるでしょう。
- 練習したアイデアスケッチの方法に沿って、ワークシートを記入します。短い時間の間にひとりがたくさんのスケッチを描くことが大切です。
- すべてのアイデアスケッチをランダムに壁に貼り付け、よいと思ったアイデアに投票をしていきます。投票が多かったアイデアを描いた人から説明をしていきます。「共有」の時点では、すぐれたアイデアを決めるのではなく、お互いの考えを知ることが重要な目的です。
Comments