森に居場所を作る 打合せ第1回
概要
目的 :情報の共有と今後の方向性の決定
日時 :2021/9/8 19:00~
参加者 :4名
決定したい事項 ①コンセプト
②泉 ・タイの例:潤沢に水が湧いているものではない・水瓶に大切に溜める →水が湧く場所、モチーフとしての泉・水資源が豊かな日本における意味とは
③意味性? ・自分で手を動かす、行為を付随させる。同じ物質でも獲得の仕方で意味性が異なる ・憩いの場ではなく、神聖な場。豊かな資源を提供してくれる場であることへの意識づけ
④水への接触の仕方 具体的行為
・新庄村は旭川の水源になっている。 日常生活で森が水源であることを想起することは少ない
⑤流域 ・流域とはひとつのユニット 降雨ー山 (養分が染み出す)ー川 (人々が用いる・流通や統治)―海へと流れる
・川の単位ごとに生態系が異なる ・物質的にも人間のシステム的にも水の流れは上下方向・循環的
⑥記号論的な意味 意味:人間が恣意的に決めたもの (シンボル)
・アイコン:似ているものをあてはめる e.g.通学路を示す子どもの図 ・インデックス:痕跡。見た人が推論する e.g. 28cmの足跡= 大男が歩いたことを想起
現象としての痕跡 水がそこに溜まっている= 山が自然の貯水庫である、水源であること・・・etc 解釈に余白を与える。人と森の関係性を今一度捉え直す観点では有用??
・アスマットの盾はインデックス。見た人は恐れおののく 見る人(レシピエント)に想像させるために力がある 似たものが存在したとしてもそのもの以上を想起させるパワーを持つ e.g. 鳥の仮面
⑦コンペに引き付けてインデックスを考える ・シンボル的な作品:行為を指示する ・インデックス的な作品:意図せずそうなってしまう e.g. 鳥の仮面が恐怖の感情、行動へ
今回の居場所も、意図せず不思議と引き寄せられる感覚や落ち着きを感じられるのが理想
濾過の過程と副産物から見た人が何かを考える、汲み取ってもらうオブジェクト 何によって?? 規模感・サイズ感の検討
・セノーテ:地下水が見える場所。儀礼のための空間
居心地の良さと尊さを両立させるには
⑧鹿威し ・なぜか鳴るまで見てしまう ・特殊な時間的経験。魅了されていて我を忘れている状態。
居心地の良さ= 空間的に守られているという感覚だけではなく、時間の感じ方にも関与
・鹿威しの音と動きは切り離せない。”鹿威しとわたしは一体になっている”
時間へのアプローチ・時間的体験
具体的なオブジェクトを考えると…水瓶?? (水がたまる様子をただ見つめる) 時間を考える上で必要なものは ”区切り”
⑨時間 人類学的には ・直線的な時間:科学的技術の発達の例に見られるように、一方向的 ・循環する儀礼的な時間:↑に対してこちらがないと不安になる?? ルーティン・反復する
⑩振り子 はじまりと終わりがある・最後は止まる・リズムがある・断続的 e.g.ブランコ ⇔ 鹿威し:循環しっぱなし・無限・なめらかで連続した循環
水が生成されている空間でどう時間を感じるか
・フーコーの振り子:巨大な力が存在することのインデックス
何もないところから水が噴出している、ただそれだけでインデックスとして成立する??
具体的なオブジェクトして…タープ:構造、太陽光の取り込み方の検討
どこからともなく水が集まり、ぽたぽたと目に見える形で落ちていることが重要 太陽エネルギーと新庄村が織りなすものだというインデックス
決定したい事項 ①コンセプト
- 物語と形のモチーフ
- テーマである水から発想される物語や各所に点在する伝承から考える
- 雨水や大気中の水分を実際に利用している事例を参考にする
- 集めた水の使い方
- 物語との接続から考える
- 水の集め方
- 雨水を集める方法
- ろ過装置が必須になるか
- 地中や大気の水蒸気を集める方法(蒸留)
- 太陽の熱を利用したいので透明な膜が必要か
- 第3案(あれば)
- ーーー
- 水のろ過方法
- そもそも集めた水をろ過をするか/しないか
- 存在感や意味合いが強いと感じる
- 物語との接続、形への影響が大きい
- 木だけでもできそう
- cncルーターの特性が活かせるはず
②泉 ・タイの例:潤沢に水が湧いているものではない・水瓶に大切に溜める →水が湧く場所、モチーフとしての泉・水資源が豊かな日本における意味とは
③意味性? ・自分で手を動かす、行為を付随させる。同じ物質でも獲得の仕方で意味性が異なる ・憩いの場ではなく、神聖な場。豊かな資源を提供してくれる場であることへの意識づけ
④水への接触の仕方 具体的行為
・新庄村は旭川の水源になっている。 日常生活で森が水源であることを想起することは少ない
⑤流域 ・流域とはひとつのユニット 降雨ー山 (養分が染み出す)ー川 (人々が用いる・流通や統治)―海へと流れる
・川の単位ごとに生態系が異なる ・物質的にも人間のシステム的にも水の流れは上下方向・循環的
⑥記号論的な意味 意味:人間が恣意的に決めたもの (シンボル)
・アイコン:似ているものをあてはめる e.g.通学路を示す子どもの図 ・インデックス:痕跡。見た人が推論する e.g. 28cmの足跡= 大男が歩いたことを想起
現象としての痕跡 水がそこに溜まっている= 山が自然の貯水庫である、水源であること・・・etc 解釈に余白を与える。人と森の関係性を今一度捉え直す観点では有用??
・アスマットの盾はインデックス。見た人は恐れおののく 見る人(レシピエント)に想像させるために力がある 似たものが存在したとしてもそのもの以上を想起させるパワーを持つ e.g. 鳥の仮面
⑦コンペに引き付けてインデックスを考える ・シンボル的な作品:行為を指示する ・インデックス的な作品:意図せずそうなってしまう e.g. 鳥の仮面が恐怖の感情、行動へ
今回の居場所も、意図せず不思議と引き寄せられる感覚や落ち着きを感じられるのが理想
濾過の過程と副産物から見た人が何かを考える、汲み取ってもらうオブジェクト 何によって?? 規模感・サイズ感の検討
・セノーテ:地下水が見える場所。儀礼のための空間
居心地の良さと尊さを両立させるには
⑧鹿威し ・なぜか鳴るまで見てしまう ・特殊な時間的経験。魅了されていて我を忘れている状態。
居心地の良さ= 空間的に守られているという感覚だけではなく、時間の感じ方にも関与
・鹿威しの音と動きは切り離せない。”鹿威しとわたしは一体になっている”
時間へのアプローチ・時間的体験
具体的なオブジェクトを考えると…水瓶?? (水がたまる様子をただ見つめる) 時間を考える上で必要なものは ”区切り”
⑨時間 人類学的には ・直線的な時間:科学的技術の発達の例に見られるように、一方向的 ・循環する儀礼的な時間:↑に対してこちらがないと不安になる?? ルーティン・反復する
⑩振り子 はじまりと終わりがある・最後は止まる・リズムがある・断続的 e.g.ブランコ ⇔ 鹿威し:循環しっぱなし・無限・なめらかで連続した循環
水が生成されている空間でどう時間を感じるか
・フーコーの振り子:巨大な力が存在することのインデックス
何もないところから水が噴出している、ただそれだけでインデックスとして成立する??
具体的なオブジェクトして…タープ:構造、太陽光の取り込み方の検討
どこからともなく水が集まり、ぽたぽたと目に見える形で落ちていることが重要 太陽エネルギーと新庄村が織りなすものだというインデックス