- 【仕事内容について】・仕事デスクワーク(開発系)が主で長時間座位での作業となる。・仕事環境は写真参照・左右のキーボードを併用して使用。・右手の痛みが出現し、4年前左手に利き手交換を行った。書字は左手を使用している。・仕事後に数学などの勉強を行うことがある。・首のヘルニアがあるため、下を向くのが大変。
- いつ:仕事(9時~18時)、勉強(仕事終わり)どこで:自宅のデスク頻度:週5日価値:12時間程度座って作業をしたい。仕事終了後に数学など勉強ができる体力を残したい。
- 5/10点・ある程度自分で環境設定を行っていたが、あともう少し工夫があれば作業がしやすくなるのかもしれない。・より作業をしやすくなるといい。
- ・同一姿勢で作業していると、肩・腕に痛みが出現する。・上肢を空間で保持することが難しく、肘・前腕・手首をついた状態で作業をする必要あり。BFO型の補装具を試したが、肩関節内転の筋力が弱いため自然と腕が開いてしまった。・前傾姿勢、肩関節内転位では呼吸が苦しくなることがある。また肩関節周囲の痛みが増強する。・長時間の仕事により身体の疲労感あり、その後の勉強ができない。
1_猫の手も借りてみた!

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1_猫の手も借りてみた! by ICTRehabilitationResearchLab, hamade, Iori-Kawasaki, Fabrehab, Shuta-1130, akihiro-0120, kazuya0317, Kawana-Urara, momoko-0304, runa-1021, sara-3138 is licensed under the Creative Commons - Attribution license.
Summary
長時間のデスクワークにより、右上肢の痛みや疲労感が生じ勉強や趣味活動ができていないニードノウア。今回は、3Dプリンタを使用し肘置きの作製を行うこととなった。しかし、作品の大きさにより出力時間が膨大となってしまったり、角度の調整が必要となったり、ニードノウアと協議を重ねた。愛猫の力を借りて好きなことを出来るようにと想いを込めて...「猫の手もかりてみた!」

Materials
Tools
Blueprints
Making
- ・前腕に沿わせた設計・手関節掌屈位
- ・一番のニーズであった肩の痛みなくデスク作業ができることを可能にするため
- ・粘土で大まかな形を取り、大きさをイメージ。・3DプリンターBambu Lab A1・長さ20cm、厚さ4cm程度のサイズでモデリングを行ったがプリント時間が約20時間。・サイズを16cm程度、厚さを可能な限り薄く変更。密度の数値を変更。プリント時間は10時間程度。・スライサーソフトをUltimaker CureからBambu Lab(Bambu Studio)へ変更したところ、1時間50分程度まで短縮。(はじめのモデリング10時間→3時間へ短縮)。・まずはプリント時間の短い硬い材質で試作品をプリント。
- ・粘土を利用し角度を検討。20°で作成を開始。・肘の当たる部分が硬く、赤くなったり痛みが出現するリスクが考えられた。
- ・2回目の試作の結果を受け、角度20°→15°、高さ7cm→5.3㎝に変更。・動く範囲が狭い方が時間が早いため、向きを変更して出力時間を短縮を図った。さらに、土台を作成した後、1.5倍速にして出力した。・愛猫について詳しく話を聞くと、名前が「ライムちゃん」ということが判明!猫の色も愛猫に合わせるという案により、猫の色のみをグレーに変更することを検討した。
- ・4時間から3時間に短縮。・残り時間で、色を2色使用して出力することが難しかったが、グレーの猫を別に出力し、ボンドで張り付けた。・出力の向きによって、滑らかさが異なった。
- ・汗の蒸れ、発赤の対策・フィラメント素材の検討(肘の当たる部分のフィラメントを柔らかく:TPU AIR)
References
Usages
Project comments

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