うだつの上がらない日々0先の見えない不安な未来...とうに失ってしまった希望の光...そんな日々に悩まされてはいませんか?そんなあなたには、ほとけさまセッケンによる救いが必要なのかもしれません。さあ、ほとけさまセッケンを作りましょう!Add Annotation Order
ほとけさまのデータを取ってくる0ほとけさまのデータを探します。今回はThingiverseというサイトにて配布されているデータをダウンロードさせていただきました。ほとけさまデータhttps://www.thingiverse.com/thing:182082※データをダウンロードする際には必ずライセンスを確認しましょう。Add Annotation Order
セッケンを固めるための型の作成0今回はTinkercadという難易度の低目の3D CADを行えるサイトで、セッケンを固めるための型を作成していきます。Tinkercadを始めるためには、アカウントを登録しなければなりません。サインインしさえすれば、Tinkercadはローカルに落とさずとも、ブラウザ上で動作します。Tinkercad https://www.tinkercad.com/また、Tinkercadで作成したデータを分割するためにMeshmixerというフリーの3D彫刻ソフトを使用します。こちらはダウンロードをしましょう。Meshmixerhttp://www.meshmixer.com/ほとけさまのデータを読み込む0右上の「インポート」ボタンからほとけさまのデータを読み込みます。ほとけさまを穴データにする0ほとけさまをクリックすると、右上に「シェイプ」という項目が出ます。そこで、「ソリッド」と「穴」のどちらかが選ぶことができるので、「穴」を選びましょう。「穴」を選ぶと、このようにデータが透けた状態になります。型の形を用意する0ほとけさまを抜き取る形を用意します。右側にある「屋根」を作業画面上にドラッグしましょう。その大きさを、自分の欲しいセッケンの大きさに合わせて変形します。ほとけさまを型にあわせる0穴状態になっているほとけさまを、型に合わせます。この時、図のようにほとけさまの前半身が、型にちょうど半分くらいまで埋まっている状態にします。ここでのほとけさまの埋め具合を均衡にしていないと、あとでセッケンをとる時、大変な目にあってしまいます。型をはめ合わすための棒をつける0今回は二つの型をはめ合わしてセッケンを形成するため、図のように型のそれぞれの角に位置合わせ用の棒を用意します。棒は短めで、ほとけさまと同じく、半分を型に埋めた状態にします。型をコピーする0今ある型をすべてドラッグで選択し、Ctrl + C でコピーします。適当な位置に Ctrl + V でペーストをします。型のもう半分側をつくる0二つ目の型では、一つ目の型で見えていた部分を埋め、埋まっていた部分をむき出しにします。型を移動させて、ほとけさまの前半身が見えるようにしましょう。下のグリッドを利用し、一つ目の型では埋まっていなかった位置まで移動しましょう。さらにここで、二つ目の型にある3つの位置合わせ用の棒のシェイプを「ソリッド」から「穴」に変更します。こうすることによって、セッケン形成時にぴったりと位置合わせを行うことができます。全部を結合する0全部を選択した状態で結合します。図のように、ほとけさまが型から抜けるような状態になれば完璧です。右上の「エクスポート」ボタンを押して、stlデータに変換しましょう。Meshmixerにとりこむ0今の状態では二つの型で一つのモデルになっているため、それぞれの型を切り離した3Dデータにします。まずはMeshmixerを起動し、「インポート」でさきほどのデータを読み込みましょう。面でカット0上から6つ目のメニュー「edit」から「面でカット」を選びます。すると面が出てくるため、赤、青、緑の回転軸を動かして、うまくデータを分離させましょう。カットされる側のデータは図のように半透明になります。調整できれば、「適用」を押して、データをカットします。データのエクスポート0一番下から二つ目のメニュー「export」を押すと、3Dデータの出力ができます。この画面で左下にあるボタン「エクスポート」を押して、STLファイルに変換しましょう。そのあとは、同じ手順でもう一つの型のデータも変換しましょう。3Dプリンターにデータを送信する03Dプリンターにデータを送ります。今回はAFINIA H400を使用しました。型の完成!0型ができました!さあ、ここにセッケンを流し込みましょう!ちなみに作成したデータはこちらです。ほとけさま前半身ほとけさま後ろ半身Add Annotation Order
ほとけさまを穴データにする0ほとけさまをクリックすると、右上に「シェイプ」という項目が出ます。そこで、「ソリッド」と「穴」のどちらかが選ぶことができるので、「穴」を選びましょう。「穴」を選ぶと、このようにデータが透けた状態になります。
ほとけさまを型にあわせる0穴状態になっているほとけさまを、型に合わせます。この時、図のようにほとけさまの前半身が、型にちょうど半分くらいまで埋まっている状態にします。ここでのほとけさまの埋め具合を均衡にしていないと、あとでセッケンをとる時、大変な目にあってしまいます。
型をはめ合わすための棒をつける0今回は二つの型をはめ合わしてセッケンを形成するため、図のように型のそれぞれの角に位置合わせ用の棒を用意します。棒は短めで、ほとけさまと同じく、半分を型に埋めた状態にします。
型のもう半分側をつくる0二つ目の型では、一つ目の型で見えていた部分を埋め、埋まっていた部分をむき出しにします。型を移動させて、ほとけさまの前半身が見えるようにしましょう。下のグリッドを利用し、一つ目の型では埋まっていなかった位置まで移動しましょう。さらにここで、二つ目の型にある3つの位置合わせ用の棒のシェイプを「ソリッド」から「穴」に変更します。こうすることによって、セッケン形成時にぴったりと位置合わせを行うことができます。
Meshmixerにとりこむ0今の状態では二つの型で一つのモデルになっているため、それぞれの型を切り離した3Dデータにします。まずはMeshmixerを起動し、「インポート」でさきほどのデータを読み込みましょう。
面でカット0上から6つ目のメニュー「edit」から「面でカット」を選びます。すると面が出てくるため、赤、青、緑の回転軸を動かして、うまくデータを分離させましょう。カットされる側のデータは図のように半透明になります。調整できれば、「適用」を押して、データをカットします。
データのエクスポート0一番下から二つ目のメニュー「export」を押すと、3Dデータの出力ができます。この画面で左下にあるボタン「エクスポート」を押して、STLファイルに変換しましょう。そのあとは、同じ手順でもう一つの型のデータも変換しましょう。
セッケンの形成03Dプリンターで作成したほとけさまの型にセッケンを流し込み、固化させます。用意するもの0・大根おろし器・ボウル・固形セッケンセッケンをおろす0セッケンを頑張っておろします。けっこう大変です。頑張りましょう。セッケンに水を加える0すりおろしたセッケンの3分の1ぐらいの量の水を加えます。水分は少ないほどセッケンが硬くなるので、取り出すのが簡単になるようにできるだけ少なめの水がいいと思います。セッケンをまぜる0スプーンでセッケンを混ぜます。電子レンジで1分ほど温めるといい感じに混ぜやすくなります。ドロドロになるまでしっかり混ぜましょう。離型剤を塗る0セッケンが取り出しやすくなるように、型に離型剤を塗ります。「シリコーン離型剤」を使いました。これを塗らないと、セッケンを取り出すのが難しくなります。セッケンを型に押し込む0セッケンがドロドロになったら型に押し込みましょう。隙間ができないようにしっかり押し込みます。二つの型にはみ出すぐらいセッケンを盛り込んだ方がいいです。型をくっつける0型をぴったりくっつけます。セッケンがはみ出すくらいまでしっかりくっつけましょう。型が取れない状態にして放置0セッケンが固まるまで放置します。いい感じの分厚い本を乗せてかっこよく演出します。Add Annotation Order
完成!0セッケンを型から取り出す0セッケンが固まったと思ったら、慎重に型から取り出しましょう。だいたい1日おけば、固まると思います。セッケンが柔らかい場合、うまく取り出しにくいことがあります。その場合はもっと水分を少なくするか、硬いセッケンを選ぶといいでしょう。ここの作業が一番難しいかもしれません。うまく取り出せれば、ついにほとけさまセッケンが完成です!拝む0まずは拝みましょう。拝むように手を洗う0ほとけさまセッケンを使わせていただきます!ほとけさまを拝むような気持ちで手をこすりましょう。日々の不安などを口に出しながら使ってこすってもいいかもしれません。さあ、だんだん泡立ってきました。ほとけさまの力を感じる0洗っているうちに身も清められ、ほとけさまの力を感じることができます。これにより、普段の生活でもほとけさまを感じることによって、信仰心をより深めることができます。自身を取り戻します0ほとけさまのご加護が身についたあなたは無敵です。失っていた自身が湧いてくることでしょう。さあ今日も元気に外へと駆け出しましょう!!Add Annotation Order
セッケンを型から取り出す0セッケンが固まったと思ったら、慎重に型から取り出しましょう。だいたい1日おけば、固まると思います。セッケンが柔らかい場合、うまく取り出しにくいことがあります。その場合はもっと水分を少なくするか、硬いセッケンを選ぶといいでしょう。ここの作業が一番難しいかもしれません。うまく取り出せれば、ついにほとけさまセッケンが完成です!
拝むように手を洗う0ほとけさまセッケンを使わせていただきます!ほとけさまを拝むような気持ちで手をこすりましょう。日々の不安などを口に出しながら使ってこすってもいいかもしれません。さあ、だんだん泡立ってきました。
おまけ0【失敗例】柔らかいセッケンで作ってしまうと、取り出すときにこのように首がとれてしまい、セッケン全体もうまく取り出すことができません。なんだかとても不謹慎な気がするので、こうならないように慎重に取り外すように心がけましょう。Add Annotation Order
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