ほとけさまセッケン

Created Date: 2017-10-01/ updated date: 2017-10-18
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Summary
【FAB3Dコンテスト2017 カテゴリー4】
セッケンを使うとき、手をこすり合わせます。
だんだん、ほとけさまを拝んでいる姿に見えてきませんか?
というわけで、ほとけさまのセッケンを作りましょう。

Materials

    Tools

      Blueprints

        Making

        • 先の見えない不安な未来...
          とうに失ってしまった希望の光...
          そんな日々に悩まされてはいませんか?

          そんなあなたには、ほとけさまセッケンによる救いが必要なのかもしれません。
          さあ、ほとけさまセッケンを作りましょう!
          • 今回はTinkercadという難易度の低目の3D CADを行えるサイトで、セッケンを固めるための型を作成していきます。
            Tinkercadを始めるためには、アカウントを登録しなければなりません。
            サインインしさえすれば、Tinkercadはローカルに落とさずとも、ブラウザ上で動作します。

            また、Tinkercadで作成したデータを分割するためにMeshmixerというフリーの3D彫刻ソフトを使用します。こちらはダウンロードをしましょう。

            Meshmixer

            • ほとけさまをクリックすると、右上に「シェイプ」という項目が出ます。
              そこで、「ソリッド」と「穴」のどちらかが選ぶことができるので、「穴」を選びましょう。
              「穴」を選ぶと、このようにデータが透けた状態になります。
            • ほとけさまを抜き取る形を用意します。
              右側にある「屋根」を作業画面上にドラッグしましょう。
              その大きさを、自分の欲しいセッケンの大きさに合わせて変形します。
            • 穴状態になっているほとけさまを、型に合わせます。
              この時、図のようにほとけさまの前半身が、型にちょうど半分くらいまで埋まっている状態にします。
              ここでのほとけさまの埋め具合を均衡にしていないと、あとでセッケンをとる時、大変な目にあってしまいます。
            • 今回は二つの型をはめ合わしてセッケンを形成するため、図のように型のそれぞれの角に位置合わせ用の棒を用意します。
              棒は短めで、ほとけさまと同じく、半分を型に埋めた状態にします。
            • 今ある型をすべてドラッグで選択し、Ctrl + C でコピーします。
              適当な位置に Ctrl + V でペーストをします。
            • 二つ目の型では、一つ目の型で見えていた部分を埋め、埋まっていた部分をむき出しにします。型を移動させて、ほとけさまの前半身が見えるようにしましょう。
              下のグリッドを利用し、一つ目の型では埋まっていなかった位置まで移動しましょう。

              さらにここで、二つ目の型にある3つの位置合わせ用の棒のシェイプを「ソリッド」から「穴」に変更します。
              こうすることによって、セッケン形成時にぴったりと位置合わせを行うことができます。
            • 全部を選択した状態で結合します。
              図のように、ほとけさまが型から抜けるような状態になれば完璧です。
              右上の「エクスポート」ボタンを押して、stlデータに変換しましょう。
            • 今の状態では二つの型で一つのモデルになっているため、それぞれの型を切り離した3Dデータにします。
              まずはMeshmixerを起動し、「インポート」でさきほどのデータを読み込みましょう。
            • 上から6つ目のメニュー「edit」から「面でカット」を選びます。
              すると面が出てくるため、赤、青、緑の回転軸を動かして、うまくデータを分離させましょう。カットされる側のデータは図のように半透明になります。
              調整できれば、「適用」を押して、データをカットします。
            • 一番下から二つ目のメニュー「export」を押すと、3Dデータの出力ができます。
              この画面で左下にあるボタン「エクスポート」を押して、STLファイルに変換しましょう。

              そのあとは、同じ手順でもう一つの型のデータも変換しましょう。
          • 3Dプリンターで作成したほとけさまの型にセッケンを流し込み、固化させます。
            • セッケンを頑張っておろします。
              けっこう大変です。頑張りましょう。
            • すりおろしたセッケンの3分の1ぐらいの量の水を加えます。
              水分は少ないほどセッケンが硬くなるので、取り出すのが簡単になるようにできるだけ少なめの水がいいと思います。
            • スプーンでセッケンを混ぜます。
              電子レンジで1分ほど温めるといい感じに混ぜやすくなります。
              ドロドロになるまでしっかり混ぜましょう。
            • セッケンが取り出しやすくなるように、型に離型剤を塗ります。「シリコーン離型剤」を使いました。これを塗らないと、セッケンを取り出すのが難しくなります。
            • セッケンがドロドロになったら型に押し込みましょう。
              隙間ができないようにしっかり押し込みます。
              二つの型にはみ出すぐらいセッケンを盛り込んだ方がいいです。
            • 型をぴったりくっつけます。
              セッケンがはみ出すくらいまでしっかりくっつけましょう。

            • セッケンが固まったと思ったら、慎重に型から取り出しましょう。
              だいたい1日おけば、固まると思います。

              セッケンが柔らかい場合、うまく取り出しにくいことがあります。その場合はもっと水分を少なくするか、硬いセッケンを選ぶといいでしょう。
              ここの作業が一番難しいかもしれません。

              うまく取り出せれば、ついにほとけさまセッケンが完成です!
            • まずは拝みましょう。
            • ほとけさまセッケンを使わせていただきます!
              ほとけさまを拝むような気持ちで手をこすりましょう。

              日々の不安などを口に出しながら使ってこすってもいいかもしれません。
              さあ、だんだん泡立ってきました。
            • 洗っているうちに身も清められ、ほとけさまの力を感じることができます。
              これにより、普段の生活でもほとけさまを感じることによって、信仰心をより深めることができます。
            • ほとけさまのご加護が身についたあなたは無敵です。
              失っていた自身が湧いてくることでしょう。
              さあ今日も元気に外へと駆け出しましょう!!
          • 【失敗例】
            柔らかいセッケンで作ってしまうと、取り出すときにこのように首がとれてしまい、セッケン全体もうまく取り出すことができません。

            なんだかとても不謹慎な気がするので、こうならないように慎重に取り外すように心がけましょう。
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                • No.001emmausaPosted date: 2023-09-29
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