本自助具を作成しようと思ったきっかけは、片手でごみ袋を縛ることのできる自助具が少なく、特に取っ手のない45Lの家庭用ごみ袋を対象とした自助具がほとんど見当たらなかったためである。
作業療法では、対象者が「その方らしい生活」を送るために、日常生活の中で困難となっている作業に着目し、その解決方法を検討することが重要である。ごみ捨ては一見すると簡単な家事動作に思えるが、実際にはごみ袋を持ち上げる、運搬する、袋口を縛るなど複数の工程から成り立っている。その中でも袋口を縛る動作は、片手では実施が難しく、自立を妨げる要因の一つとなる可能性がある。
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