How to use "Venus 12W"

Created Date: 2015-04-18/ updated date: 2018-03-13
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Summary
GCC社製の”Venus 12W”の操作方法を説明します。
この機材はFablab Kitakagayaで使用できます。

Materials

    Tools

      Blueprints

        Making

        • 加工できる材料について説明します。
            • 樹脂
            • MDF
            • コルク
            • 木材
            • 皮(タンニンなめし)

            • ダンボール
            • ゴム

            • フェルト
            • ポリプロピレン
            • アルミ(アルマイト部分のみ彫刻)
            • 塗膜
            • ガラス(彫刻のみ)
            • カッティングシート(オレフィン系のみ)
            • 塩化ビニール(レーザー光線の熱により、ガス(塩素、有毒)が発生する)
            • カッティングシート(大半が塩ビ素材、レーザー加工対応のものもあり)
            • 皮(クロームなめし)(有害ガスが発生)
            • 発泡スチロール(発火の恐れあり)
            • 鏡(レーザーが反射する)
            • ステンレスミラーアップ(レーザーが反射する)
            • A4まで
            • カット可能厚3mm程度(材料により可変。アクリル・木材等は2度切りなどで5mmまでは可能)
          • ベクターデータ・ラスターデータの加工が可能
          • データは、各々慣れた環境(ソフト)で作成することが望ましい
          • カラーファイルの種類をRGBにしておく
          • Illustratorはeps.ファイルにする.Inkscapeはsvgファイルなど.
          • データの転送は印刷から行います。
            • [開く]ボタンから用意したデータをインポートする

              • データに極細線などの設定ができない場合,右クリック→「グループ化解除」を試す
              • 欲しいデータにうまくカーソルが合わない場合は,上のツールバー「アレンジ」→「重ね順」→「ページの最背面」を試す

              ◯カット
              • ベクターデータ
              • 設定を極細線にする必要がある(あらかじめIllustrator等で0.001ptの線を作ってもよい)
              • それより大きい太さだと塗りと判断される

              ◯彫刻(塗り)
                • ラスターデータ または 極細線以外のベクターデータ
              • [印刷]を押す.その後,環境設定ボタンをクリック
                • Manual Color Fill(用途により変更)
                • DPI、PPI、素材によって決まる
                • 各色のSpeed、Powerのパラメーターを設定する
                • 説明書の数値例を参考にすること
                • (注意)Powerは95より大きくしないこと。
                • ラスターデータを上の色から順番に加工したあと,ベクターデータを上の色から順番に画する.加工順に注意!
                • Position Mode:原点をアートボードの左上に設定
                • Relative:原点をヘッドのある位置に設定
                • Home:機械原点を利用するモード
                • 初期動作(30秒ほど)の間はカバーを閉じたまま触らない(ヘッドが移動するので注意)
                • スペーサー(ダボ)を使用して浮かす(ダボの使えない小さなものは直接置いてもよい)
                • スペーサーは材料の四隅と真ん中,カットする部分の下などに設置する
                • ヘッドに加工材料が引っかからないように注意する。
                • ヘッドを手で材料の中央辺りに移動させる
                • フォーカスピンをヘッドの左の穴にさす
                • 青いストッパーから長い方を下にする or テープのついている方を上にする
                • [UP]ボタンを押して、フォーカスピンと材料がちょうど触れる位置に昇降台を上げる
                • 必ずフォーカスピンを抜く
                • 蓋を閉める
                • コンプレッサー、集塵機をつける
                • コンプレッサーの空気は後ろのネジで調整可能
              • PCから加工データを送信する。
              • 液晶部分に表示されるファイル名を確認する(日本語ファイルは文字化けする)
              ※異なるデータを連続で加工する場合は、[DEL FILE]ボタンで加工済みのファイルを削除するか、「NEXT FILE」でファイルを選択する。

              • [Start]ボタンで加工開始。
              • ピーという音が鳴り、ヘッドが所定の位置に戻ったら取り出す。
                • レーザー光を見ないこと。
                • 加工中は現場を離れないこと。(材料が燃える可能性があるため)

            • メンテナンスの方法を説明します。

              ※レンズ、ミラーのメンテナンスは、基本的に金曜日の番頭が行いますが、汚れがひどい場合は番頭と相談の上、使用者にて行ってください。
                • コンプレッサー、集塵機、本体の電源を落とす。
                • スペーサーを外す。
                • 昇降台の汚れをウェットティッシュもしくはアルコールを付けたティッシュで吹き取る。
                • スペーサー、及びスペーサー用穴が汚れている場合は、同様にアルコールで吹き取る。
                • 昇降台に残った破片などを取る。
                • ヘッドのネジを4つ外して、レンズ、ミラーを取り出す。
                • レンズ、クリーニングペーパーにクリーナーを垂らして軽く引く。
                 ※汚れがひどい場合は、レンズにクリーナーを垂らし汚れを浮かした状態で、水分を吸い取るように軽く拭き取る。(決してこすらない事!)
            • その他の注意事項、補足事項を説明します。
                • ワークが引っかかった時
                STOPボタンを押す
                (凸凹のある材料および切抜き後に外れて飛び出すものは要注意)

                • 火災が起きた時
                1. ふたを開ける
                2. すぐに取り出す
                3. (濡れ)ぞうきんなどをかぶせて消火す
                (消火器の場所も確認しておくこと)
                • ダンボール、紙、樹脂(熱可塑性)を加工するときは
                1. Speedを1.0に設定し、Powerをできるだけ弱めで切れる値を探す
                (焦げが少なく仕上がりが良くなる、火災の危険が減るため)
                  2. 2回切りをするときは2回目は昇降台を少し上げると良い
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            References

              Usages

                Project comments