【品質工学の観点からの考察】
今回のコンテストで行った直交表実験は、実際は製品開発に進む前の『システム選択』のレベルである。
最終落下テストの結果(1mまでしか耐えられない結果)から、現状で考えうる突起の出ている形状のパッケージは高度の落下衝撃吸収に適さないということを短期間(約1ヶ月)で知ることができたということが品質工学的な技術的成果。
この結果を踏まえ、新たな制御因子の創造もしくは新たなシステム(衝撃吸収の仕組み)を考え出すことが技術者の仕事。それをまた直交表実験で短期間に評価することで技術開発のPDCAを速く回し、正しい技術(今回の場合は衝撃吸収機能の高いエッグパッケージ)に早く到達することが可能になる。
今後またもし参加の機会があれば更なる高みへ再挑戦してみたい。