ファブ3Dコンテスト活動記録 カテゴリー4:プロ/セミプロの部

Created Date: 2016-10-11/ updated date: 2017-04-19
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【2016年8月23日】
技術開発やQC手法などを総合的に学ぶことを目的として、社内の技術系若手メンバーでFab3Dコンテスト(エッグパッケージ)挑戦することを決める。
プロ/セミプロの部に応募するに当たって、技術部長、総務部長の許可を貰い本格的に始動。
実験の創意工夫や社内の計測器の活用など技術者(プロ)として本気で取り組んだ。

Memos

  • 【8月30日の議事・発言録】

    posted by y-shimazaki on October 11, 2016
    ・審査内容として、「小型・軽量」は必須事項と考えられる。
    ・たまご個だけでなく、カスケードで繋げられる仕様なら点数高いかも。
    ・衝撃吸収には「球体、三角錐(テトラポット)、突起型」などの形状が考えられる。
    ・ネコは必ず足から着地して衝撃を吸収している“ねこひねり”を応用してみる。
    ・いが栗も参考になるかも・・・?(自然落下)
  • 【9月8日の議事・発言録】

    posted by y-shimazaki on October 11, 2016
    ・前回のアイデアは形としてはプリンターで作れる。基本的な材料はABS。
    ・ポリカ、ナイロンでもプリントできるが、サポート材を中に入れてしまうと流せない。
    ・バネも作ろうと思えば作れる。ただし層になるのでシミュレーションと同等にはならないかもしれない。
    ・卵の入れ方やサイズ。卵の格納容器のフタをどうするかが悩みどころ。
  • 【9月13日の議事・発言録】

    posted by y-shimazaki on October 11, 2016
    ・ダンボールはハニカム構造。濡れなければかなり強い。
    ・中の台形円錐柱に穴を空けてみる。それをハニカム構造にすれば強くなる?
    ・図面設計や現実化は全て担当者次第。
    ・テストピースの実験は、ある程度の高さで行う。
    ・卵Mサイズは重さgと決められている。寸法は分からない。
    寸法計測に高度な技術使用してみる?バラツキなど
  • 【9月26日の議事・発言録】

    posted by y-shimazaki on October 11, 2016
    ・3Dプリンターで緩衝材を作るのは新しい発想。
    最小20-30ミクロン、厚み50ミクロン程度で1-2cm。
    ・エアウィーブのような繊維状のものにすると強いかも。
    3Dプリンターでの製造上必ず出るゴミがそのまま使える。ルール上(3Dプリンターで製造したもののみ)、広義の意味では問題ないはず。
  • 【10月7日、スケジュール遅延発生】

    posted by y-shimazaki on October 17, 2016
    10月7日(金)に製造トラブル発生。

    結果、当初の予定スケジュールから1週間の工程遅れが発生することと
    なった。ただし若干余裕を持たせた工程で計画していたため、応募の
    締め切りにはギリギリ間に合う算段。
  • 【テストピース直交表実験の再現性の考察】

    posted by y-shimazaki on October 27, 2016
    10月26日の再現実験でS/N比の利得の再現性が無かったことに関する考察。

    <再現性が無かった理由(推定)>
    ・制御因子間の交互作用が大きかった。
    「D:テーパ比率」「G:各横穴設置角度」に関しては要因効果図が合っていない。(交互作用大)
    水準ずらしが適切でなかった?
    ・落下試験治具自体の計測に対するバラツキが大きかった
  • 【品質工学の観点からの考察】

    posted by y-shimazaki on October 31, 2016
    今回のコンテストで行った直交表実験は、実際は製品開発に進む前の『システム選択』のレベルである。
    最終落下テストの結果(1mまでしか耐えられない結果)から、現状で考えうる突起の出ている形状のパッケージは高度の落下衝撃吸収に適さないということを短期間(約1ヶ月)で知ることができたということが品質工学的な技術的成果。