「三陸さんまイヤホン」の元となったアイデアは、復興庁主催のFw:東北Weekly(フォワードとうほくウィークリー)のイベントとして、東京・日本橋で開催された「食の共創で生み出す地域ブランド」のミニアイデアソンで生まれました。
Fw:東北Weeklyは、東日本大震災の被災地で復興創生に挑む人々をゲストに招き、彼らの活動を広く知ってもらい、自分が関われるためのつながりときっかけを生む場として開催されています。
この回では、岩手県大船渡市からさんまのブランド化を仕掛けている松川さんと及川さんにお越しをいただき、「さかなグルメのまち大船渡」からさんまの個性を引き出すアイデアを出し合う場となりました。
- まず、大船渡の町や現地で水揚げされるさんまについての理解を深めるために、現地から招いたゲストからお話を伺い、取り寄せたさんまを実際に味わいます。
- 大船渡のさんまを題材としたアイデアとストーリーを考えます。さんまグッズやさんまを食べるツアーなど、さまざまなアイデアを考え、そのアイデアが人々の意識や行動にどんな豊かさを生み出すのかをストーリーをつくります。
- 考えたアイデアとストーリーをスケッチに描きます。今回は4コママンガで使われる「起承転結」の形式で、
- 商品・サービスのアイデアを描く(起)
- その中身をさらに説明する(承)
- そこから起こる新たな出来事を描く(転)
- その結果、何がもたらされるのかを描く(結)
- その場で考えたアイデアを参加者同士でブラッシュアップしながら、アウトプットとして描いたアイデアスケッチを全員で閲覧しあってシェアします。最後に、LIKEorJOINカードを掲げて、実際にアクションを起こしたい人は「JOIN」(「大船渡のさんまの活動にコミットします!」の意)を宣言します。ここで生まれたアイデアは、だれでも自由に使うことができます。
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