スリット画(透過)No.1 (FUJIMOCK 2014)

Created Date: 2015-03-17/ updated date: 2018-03-13
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FUJIMOCK2014の作品1の製作過程です。ヒノキ材で絵を描きたいと思い、染色や彫りをいろいろ試してみましたがすべて失敗しました。そこで考え方を少し変えて、レーザーカットで精密なカットができるという特性を最大限に活かして、画像の濃淡に合わせて変化させたスリットをカットして、背面からの光を透過させることで絵を浮かぶようなことを考えました。しかし、目的とするスリットパターンを自動作成できるソフトが世の中にないようなので、自分の仕事能力の一部を使って専用ソフトウェア(Slit Light Creator)を作成して実現させました。日本家屋の欄間の一部に、こそっとスリット絵が入るなんていいなと思っている。

Memo

今西板材と市販板材

posted by NORUPRO on March 22, 2015
今回は主にヒノキの今西工房の板目を使用したが、市販品の板目と水分の含み方に違いがある。
2つを水に濡らして比較してみた。
色が少し違う。今西板は淡い色で市販は少し濃い。
板の取り方も市販は中心に近い部分のようだ。そのため水分の吸収に違いがあるのかもしれない。
市販を購入するときにできるだけ外側からとるような部分を選べればいいが、今回の3mmヒノキはハンズからの通販なので選べることはできなかった。今後自分で選べる場合には、木目を気にしていくことにする。


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