How to make and play "Fabricard"

Created Date: 2015-10-23/ updated date: 2018-03-13
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Summary
「Fabricard(ファブリカード)」はFJN2015:日本ファブラボ会議 FabCampにて行われた「Fablabを作るゲーム」を作るワークショップで作られたカードゲームです。ここではこのゲームを作って遊ぶ方法を説明します。 このゲームでは日本全国のファブラボに実際に寄せられた相談事に、マテリアルとファブラボにある機材 、そしてアイデアを駆使して挑むことで、ものづくりの可能性やいろんな人と一緒にものを作るおもしろさを体感することができます。 Usageに「遊び方」も掲載していますが、このゲームはまだゲームの種だと考えています。
2つのカードのセットをもとに、ものづくりをしたくなるようなゲームを自由に考えて下さい!
おもしろいゲームができたらぜひ「Fabricard making Team」にご連絡下さい。

Materials

    Tools

      Blueprints

        Making

        • 以下2種類のカードのセットを作ります。
          相談事カード 51枚 
          (全国のファブラボで実際に受けた相談事です)
          マテリアルカード 79枚 
          (全国のファブラボ界隈に実際にある、もしくは扱われたことのあった物的、人的、環境的資源です)

          ※カードの追加・入れ替えは大歓迎です。枚数はこの枚数でなくてもかまいません。
          ※以下カードの作り方の一例を掲載しますが、裏から透けない状態のカードができれば、どのような作り方でも大丈夫です。(名刺カードに直接印刷する、レーザーで厚紙に彫刻した後にカットするetc...)
          • 印刷して切った「相談事カード」「マテリアルカード」を裏にしてスプレーのりをかけ、3で準備したカードの台紙に1枚ずつ貼付けます。
            Add Card Order

            References

              Usages

              • [01] -

                ストーリー:
                ここは、とある町のファブラボ。みなさんはファブラボでものづくりをする人たちです。ファブラボには「こんなものを作りたい」「こんな問題を解決したい」など様々な相談事が集まります。さぁ、メイカーの腕の見せ所です。手持ちのマテリアルを使って、相談事を解決するアイデアを出しましょう。「ないものは作ればいい!」知恵とマテリアル、そしてファブラボにある機材を使って難題に立ち向かえ! 自分でものを作ることで、生活や人生が変わる。そのおもしろさを体感して下さい。
              • [02] -

                プレイ人数
                2人~
                (人数が増えてもルールは変わりませんが、現実的には最大で6人ぐらいまでを想定しています。)
              • [03] -

                準備:
                各プレイヤーに相談事カードとマテリアルカードを3枚ずつ配ります。配られたカードはその人だけが内容を見ることができます。カードが行き渡ったら、じゃんけんなどの適当な方法で最初の出題者を決めます。
              • [04] -

                進め方(1):
                出題者になったプレイヤーは自分の手持ちの相談事カードから1枚選んで全員に公開します。これがこの回の全体への相談事になります。
              • [05] -

                進め方(2):
                出題者を含めたすべてのプレイヤーは、提示された相談事を解決するための基本となる手持ちのマテリアルカードの中から1枚選び、裏を向けて自分の前に置きます。
              • [06] -

                進め方(3):
                1人ずつ順番に置いたマテリアルカードを公開し、どのように使うかアイデアを説明します。このとき、ファブラボにある「レーザー加工機」「3Dプリンター」「ミリングマシン」「カッティングプロッター」「デジタル刺繍ミシン」は使ってもよいこととします。
              • [07] -

                進め方(4):
                全員の説明が終わったら、「スタート」の合図で競争です。今回の出題者の合図で開始し、残りの手持ちのマテリアルカードを他のプレイヤーの出しているマテリアルカードにつなげるように出し、元のアイデアをどうふくらませるかを説明します。誰かが説明を始めたら、他の人はいったん手を止めて聞きましょう。

              • [08] -

                進め方(5):
                一番最初に手持ちのマテリアルカードをなくした人がそのお題の回の勝者です。勝った人は2点、一番たくさん他の人からマテリアルカードをつなげてもらった人は1点を獲得します。
              • [09] -

                進め方(6):
                出題者を交代し、進め方(1)~(5)を繰り返します。
              • [10] -

                ゲームの終了:
                全員が1回ずつ出題者をやり、一番得点が高かった人が勝ちとなります。勝敗を気にせず繰り返して、好きなところで終わってもかまいません。
              • [11] -

                こんなときには:
                • 手持ちのマテリアルカードではお題にあったアイデアを出せない場合には、マテリアルカードを1枚捨てて、新しく2枚を引くことができます。 
                • あまりにも的外れなアイデアを出したプレイヤーがいた場合、他のプレイヤーは「意義あり!」を宣言することができます。その際はゲームを一旦中断し、アイデアを出したプレイヤー以外で多数決を行い、過半数のプレイヤーが意義を認めた場合は、そのプレイヤーは出したマテリアルカードを捨てペナルティとして新しく2枚のマテリアルカードを引かなければなりません。
              • [12] -

                おすすめ:
                • 勝敗には関わりませんが、ゲーム終了後に出せなかったマテリアルカードを全員で見てどんな案がだせそうだったかぜひ話し合ってみて下さい。ゲーム中には出て来なかった新しいアイデアが出てくるかもしれません。
                • マテリアルについての知識や作成方法についてあまり詳しくない人同士で遊ぶ場合には判定ができる人をプレイヤーとは別にジャッジ役としてつけるやり方でやるのもよいでしょう。
              • [13] -

                課題:
                • アイデア出しを早い者勝ちにしているが、もっとじっくり考えたい。 
                • 出たアイデアに対して、評価をする基準が欲しい。(第3者に審判役を頼むなど) 
                • 出たアイデアを実際に試す、作る所までやるゲームにしたい。 
                • 普段ものづくりをしない人だとアイデアを出しにくい可能性がある。 
                • 手札のマテリアルカードは3枚だと少なくも感じる。5枚程度でもよいかも。

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