♪「Play With Sand」(hotaru sounds様)
ファブ3Dコンテスト2016:カテゴリー3:「3Dプリンタで公園を少しにぎやかにしてみた」
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ファブ3Dコンテスト2016:カテゴリー3:「3Dプリンタで公園を少しにぎやかにしてみた」 by YujiHasetsu is licensed under the Creative Commons - Attribution license.
Summary
3Dプリンタを野外に持ち出すというタブーに挑戦してみました。
遊具が一つもないクソさびれた公園で、どれだけ遊べるかやってみました。
遊具が一つもないクソさびれた公園で、どれだけ遊べるかやってみました。
Materials
Tools
Blueprints
Making
- 作ったもの自体はフツーの模型なので、作り方というよりは流れ自体を記しておきたいと思います。
- ・3Dプリンター一式(今回はデアゴスティーニ製「idbox!」を使用)・3Dプリンター持ち運び用ケース(自作)・フィラメント・ノートパソコン(3DCADソフトインストール済み)・バッテリー(10000mAhで1時間半は稼動すると思います)・メモ用紙・ニッパー・定規or巻き尺・近所のおいちゃんに話しかけられても折れない心
- まずは、道具一式を公園に運びます。ケース等に入れて運ぶとよいでしょう。道交法の積載制限に注意です。
- プリンター本体・バッテリー・パソコン・工具一式で、ベンチ一個分のスペースが必要となります。
- 公園を見渡しながら、何を作るか考えましょう。木の棒一本で日が暮れるまで遊んだ、小さい頃のイマジネーションを呼び覚ますときです。作成物の大きさが設置する場所による制限を受ける場合には、このときに定規やメジャーで寸法を測っておきましょう。(たとえば、蛇口の先端に何かをくっつけたい場合は、蛇口の直径をあらかじめ知っておく必要がある)寸法を記録しておくメモ用紙等があれば便利です。
- 3DCADを使って、データを作ります。あまり凝りすぎると、パソコンのバッテリーが切れるので注意です。
- いよいよ3Dプリント開始です。バッテリーとつないだ瞬間から、バッテリー残量との戦いとなります。ノズルのクリアランス調整等は、家で済ませておくとスムーズです。風等の影響に対してせめてもの抵抗をするために、ケースの蓋は閉めておきましょう。
- 今回作業を試みた時期が秋の湿度が高くない日でしたので、PLAフィラメントに囲い等をしない状態で出力しても特に問題はありませんでした。湿度が高い日に実行する場合は、防湿材の入った囲い等を付けた状態で作業を行なうとよいと思います。
- ニッパ等でサポート材をはがします。ここは家でも作業場でもありません。サポート材を公園にまき散らさないようにしましょう。
- 公園ならではの風景とともに作品を撮影して、悦に浸りましょう。
- 一通り気が済んだら、忘れ物やごみを残さずに撤収しましょう。家に帰るまでが3Dプリンティングです。外で作業を行うがゆえに、近所の方から「こいはなんね?アンプ?(これはなんですか。楽器のアンプか何かですか)」などと話しかけられることもあるかと思います。その時は対話を楽しみつつ、3Dプリンターについて話してみましょう。3Dプリンターを積極的に外に出すことで、それ自体の周知と普及に貢献するのもまた一興です。
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